わたしたち皓介は、10年以上愛知の海の幸「大アサリ(ウチムラサキ)」を販売している仲卸業者です。
わたしたちがいつも仕入れているのは、主に愛知県の渥美半島や知多半島などの「三河湾産大アサリ」です。
全国的には知名度は低めですが、愛知の人にとっては大アサリは昔から馴染みのある二枚貝です!
大アサリの本当の旬はいつ?
今では、中央市場でも一年中大あさりが手に入るようになってきたのですが、やっぱり 実際に貝殻を開けてみて思うのは一番身入りがいいは決まって旬の時期の大あさり。
大アサリの本当の旬は、春先〜初夏です!!
私たちがプロとして、「自分たちが食べたい」と思うのも、旬の大あさりです。
もう、身入りが全然違うんです!!
旬の大アサリはプリプリ・みっちり
旬の大アサリは、大きい貝でも小さい貝でも身がプリプリで、貝のフチの方まで、みっちりと身が詰まっています。
食べてみても、味が良いのは、やっぱり旬の大あさり。
大あさり特有の旨味が大爆発してます!!
さらに、実際に火を通して焼いてみても、味が縮みにくいんですよね。
冬の大アサリは身入りが悪い
年によって身入り状態は違うのですが、
正直、冬の大アサリって本当に身が小さいんですよね。。
ぱっと見の外見は、旬の時期に仕入れるかと同じ位のサイズなので、貝の状態で仕入れると全然わかんないんですけど、 開けてみると明らかです。
焼いてみると、どんどん身が縮んでしまって、「食べる部分がほとんどない」ってこともあります。
たま〜〜に、冬でも身入りがなかなかいい「あたり年」もありますが、滅多にありません。
冬はなかなか漁に出ないことも
冬の時期に大アサリを仕入れようとしても、なかなか手に入らないと言う現実があります。
というのも、、大漁りって私たちが仕入れてるものは「手堀り」で、海士さん、海女さんたちが実際に海に潜って獲ってきてるものなんです。 機械収穫じゃないんです。。
なので、やっぱりめちゃくちゃ冷たい海に潜るっていうこと自体大変ですし、この辛い仕事をに耐えられる人も年々減ってきているらしく(笑)、 冬はなかなか手に入りません。
それに、冬は仕入れ値も高騰します。
仕入れ値は高いのに、身入りは悪いとなると、なかなか需要も少なく、アマさんたち的にも、他の海鮮をとったほうがいいってなるんですよね。
冬に買う時は注意
というわけなので、冬に大あさりを食べたいと思っている人は要注意です。
値段は高いのに、身入りが全然良くないものを食べる羽目になるかも。。
最近は、私たちがオンライン販売をしていても、「年末年始のご馳走」として大あさりを買ってくださる方ってかなり多いんです。
中には、その年の夏に初めて大アサリをバーベキューで食べて、あまりの美味しさに「年末年始のご馳走として食べたい!!」「家族が集まる場で、この美味しい貝を紹介したい」とオーダーしてくださるお客様もいらっしゃいます。
当店は、旬に大量に仕入れて凍結!
そしてこれは当店の自慢なのですが、当店の大あさりは、冬に買っていただいてもとてもおいしいです。
なぜなら、旬の時期(春〜夏)に大量に仕入れて瞬間凍結して保管しているから!!
春から初夏にかけて、私たちは数10トン単位で仕入れています。 最近では、愛知でも指折りの大アサリ取扱量の会社になることができました。
さらに その旬の時期に仕入れた身入りのとても良い大あさりを、「CAS冷凍」というとても特殊な凍結方法で細胞を壊さずに固めるので、とれたての美味しさをそのまま保存できます。(『カンブリア宮殿』などの番組でもお馴染みです。)
だから当店の大アサリは、冬に注文していただいてもとてもおいしいんです!!というか、一年中美味しいです!
冬に大アサリを食べたい人は、ぜひ店の大あさりをご検討ください!!
…ただ当店、今年はこんなに大アサリが売れるとは思っておらず、早くも品薄になってきてしまいました…。
最近はどうしてもお客様に自信を持ってお届けできるクオリティの大あさりが手に入らず、次回の仕入れは、「来年」の予定です。。
来年の漁が始まるのは今度の2月だと聞いているので、それまで大あさり不足になってしまいそうです。