海鮮

大アサリは生食や刺身には向きません。(生焼けも避けよう)

大アサリの生焼けや生食は美味しくない

愛知県の大アサリの仲卸(なかおろし)を務めている、株式会社皓介です!

愛知の三河湾の近くでたくさん穫れる大アサリは、海鮮バーベキューの定番として知られています。焼くだけでなく、酒蒸しも人気。

そんななか、お客様からよく「大アサリって、生で刺身にして食べられるの?」と質問を受けます。

大アサリが、生食(刺身)には向かない理由

皓介では、長年大アサリを販売してきていますが、基本的に「大アサリは生食できない」という認識です!

理由は、普通のアサリを生では食べないのと同じです。

理由① 美味しくないから

大アサリの漁をする漁師さんには「大アサリは生だと全然美味しくないぞ」と言われています。

実際に食べてみると、貝柱や小柱の部分はホタテのように甘みがあってわりと美味しいのですが、内臓や管の部分は謎の刺激臭がする個体があります。

そういう個体は生食だと正直かなりまずいので、食べない方がいいです。

ただ、加熱することでそのような刺激臭はすっかりなくなって、美味しい焼き大アサリとして味わえます。

大アサリのプロとしては、「焼いた方が100倍美味しいよ!!」と声を大にして伝えたい所存です。

理由② 貝毒にあたる恐れがあるから

ふつうのアサリを生で食べない最大の理由が、「貝毒」の恐れがあるから。見た目も生態も似ている「大アサリ」でも、同じような貝毒が発生する恐れがあります。

アサリや大アサリなどの二枚貝は、砂地で育ち、またほとんど移動しない生態のため、育つ環境や個体によっては貝毒が内臓などに蓄積されていることがあります。

そういう貝毒が溜まっている大アサリの内臓を生で食べると、食中毒を起こしてしまう危険性があります。(刺激臭も、もしかしたらこれかも?!)

とくに小さい子供やご年配の方は注意が必要です。

わざわざリスクを取ってまで、そんなに美味しくない(というかまずい)「生の大アサリ」を食べなくてもいい気がしますね。

どうしても刺身として食べたい人は、貝柱の部分だけをどうぞ。(ただし自己責任でお願いします💦)

大アサリの「生焼け」も危険?!

「じゃあ、大アサリの生焼けも危険だ!!!!」

…と思って、焼きすぎてしまう人が90%。

ほとんどの人が、生焼けを恐れるがあまり焼きすぎている

こんな記事を書いておいてなんですが、大アサリの魅力を世界中に広げたいわたしたちとしては、「焼き過ぎないで!!」と伝えたい。

大アサリは本当に「焼き加減」を見極めるのが難しい海鮮で、すぐに焼きすぎてしまいます。だいたいの人が、焼きすぎています。

焼きすぎた時点で、大アサリの魅力は半減…。

目安としては、貝殻の内側に焦げつきが少しでもできたら焼すぎの可能性が高いです。

大アサリの「ちょうどいい焼き加減」とは?

大アサリは、貝殻を熱するので、火からおろしてもしばらく熱々のまま。

貝殻に残っている「余熱」でも、どんどん追加で火が通っていきます。

なのでプロは、その余熱も含めて焼き加減を調節します。

皓介の大アサリには、こんな「焼き方」のチラシを入れていますが…

大アサリの焼き方チラシ

これはご家庭で火力弱めの機器で焼く時の目安。

わたしたちがお店やイベントで大アサリを提供するときには強い直火で焼くので、沸騰してから10秒ほどですぐにひっくり返し、さらに10秒焼くだけ。

そしたらすぐに直火からおろします。(脇に寄せておきます)

それくらいが、一番大アサリの身も縮まず、硬くもならず、かつしっかり十分に火が通って、最高に美味しい焼き大アサリを楽しめます!

BBQで焼くなら、「下火」の時ではなく、なるべくボーボーと火が勢いよく出ているタイミングで、一気に焼いてくださいね♪

大アサリの美味しい焼き方については、こちらの記事でも紹介しているので参考にどうぞ。↓

大アサリの美味しい焼き方ガイド
プロ直伝!バーベキューで最高に美味しい大アサリの焼き方(レシピ) わたしたち皓介は、10年以上愛知の海の幸「大アサリ(ウチムラサキ)」を販売しています。 年間取引量はなんと数トン!!(焼い...

新鮮な大アサリを選ぶのが、何よりも大切です!

そして最後に一番大切なポイントですが、、

大アサリは、なるべく新鮮なもの(トレタテのもの)を選んでください!!!

大アサリは、ふつうのアサリと同じく驚くほど足のはやい海鮮で、海からあげてから時間が経つほど、どんどん傷んで味が悪くなっていきます。

ふつうのあさりでも、賞味期限はかなり短いですよね。冷蔵なら「買った当日中」ですし、1日以内には食べないといけません。

もちろん、死んでしまった大アサリは捨てるしかありません。(食あたりの危険があるため)

なるべく産地で食べよう

できる限り「産地」で、新鮮なものを食べるのがおすすめです。

ただ、毎回産地に行けるわけではないし、近くに産地がない人もいますよね。

通販の大アサリは本当に安全?

「活き大アサリ」であっても、通販で買うものだと24時間以上発泡スチロールや箱の中に閉じ込めていることが多いので、大アサリにとってはかなり過酷な環境。ストレスがかかっています。

もちろん、優良な業者であれば大アサリをできる限り丁寧に梱包してくれるのですが、どうしても食べるまでに時間がかかってしまい、とれたての時と比較すると味が落ちます。

もし「活き大アサリ」を通販で買うなら、必ず食べる直前に届くよう日時指定して注文してください。そして、しっかり目に火を通します。

また、配送に2日以上かかるエリアに住んでいる人は「活き大アサリ」を通販で買うのはおすすめできません。遠方の方は、「冷凍大アサリ」に絞って探してみてください。

…とはいえ、冷凍の大アサリは味の質がガクッと落ちるのが普通ですよね💦

なので、わたしたち皓介の「特殊冷凍した大アサリ」を試してみてください!!

皓介の大アサリは、「活きたまま急速冷凍」

皓介は「大アサリの仲卸(なかおろし)業者」なので、いつもその日にあがったばかりのとれたて大アサリを漁師さんたちから仕入れています。(1日で数100kg〜数トン⭐️)

そして、すぐにプロの手でさばきます。半割、身はがし、砂出しなどの面倒な下処理もして、仕入れたその日のうちに「CAS(キャス)冷凍」にかけます!

「CAS(キャス)冷凍」とは、細胞を壊さずに凍結できる特殊技術で、この技術で凍結した海鮮は驚きの鮮度を誇ります✨

大アサリをおいしく届けるために、いろんな冷凍技術を試しましたが、CAS冷凍で凍結した大アサリの美味しさ・香り・新鮮さは群を抜いてピカイチでした!!!

全国でも、CAS(キャス)冷凍した大アサリを販売しているのは皓介だけです!

CAS冷凍した大アサリは、とれたての味そのもの!愛知の「磯の香り」まで一緒にお届けします♪

皓介の「CAS冷凍・処理済み大アサリ」の購入はこちら

皓介の大アサリはハイクオリティ

大アサリの仲卸業者だから、品質(身入り・味)、プロの下処理ともに、自信を持ってお届けできる商品をコスパよく販売できます!

下処理は、慣れない人がやるととても面倒なので、その面倒を省けるのも嬉しい♪

「届いたらそのまま焼くだけ」。解凍すら不要なので、とっても楽ちんです!!

皓介 楽天市場店

最短ご購入日の「翌日」からお届けが可能です!(翌日配送対応)

ふるさと納税でも人気です♪

皓介の大アサリは、ふるさと納税でもご好評いただいています!

ふるさと納税の場合、ご注文から「約1週間以内」にお届けしています。

皓介の大アサリなら、冷凍での長期保存が可能なので、いつ届いても安心です♪

卸(おろし)価格は10kg〜

業者だけでなく、一般向けにも、卸価格で販売しています。

大人数でのバーベキュー大会や、イベントで使いたい方などに人気です♪

現在の卸価格については、別ページでご確認ください!