海鮮

大アサリの捌き方・下処理の方法(半割、身はがし、砂出しの3ステップ)

大あさりの捌き方(下処理)

大アサリ(ウチムラサキ)は、下処理で調理のしやすさ・おいしさが大きく左右される海鮮です。

ぜひ、しっかり下処理をして美味しい大アサリを楽しんでください!

わたしたち皓介は大あさりの仲卸業者です。年間数トン以上の大あさりを、すべて手作業で丁寧に捌いています!

今回は、そんなわたしたちが行なっている「焼きやすく、食べやすくするための、大あさりの下処理方法」を紹介します。

大あさりの悪いところ=下処理が面倒

大アサリは、驚くほど旨みたっぷりの貝です!

皓介では様々な海鮮を取り扱っていますが、大アサリはその中でもリピート率圧倒的No.1!一度食べたら誰もが病みつきになる…そんな美味しい貝です。

…しかし…

正直、下処理がめちゃくちゃ面倒くさい貝でもあるんです!!

地元愛知ではとても身近な貝なのですが、それでも「準備が面倒だから」とBBQで買う人がとても少ない…。

それでも、そんな下処理をしっかりしてから焼いた大アサリは絶品なので、ぜひしっかり下処理をして大アサリを楽しんでください!

大アサリの下処理は3ステップ

大アサリを美味しく食べるために必要な「下処理」を紹介します。

少し面倒ですが、どれも大アサリ初心者でも簡単にできる作業ばかりです。

1. 半割

まずは、大アサリを半分にわる「半割」から始めます。

二枚貝の大アサリは、スーパーで売っている or 仕入れた段階ではアサリのように閉じた状態です。

この大アサリの口に合わせて、ナイフを入れてササッとカット。

大アサリを半割にする方法2 大アサリを半割にする方法1

このとき、大アサリが活きて(生きて)いる場合は、素早くカットしないと口がきゅっと閉じてしまってナイフが挟まれてしまい、うまく切ることができません。

大アサリも、自分の命を守るために必須なのです!笑

そこで、切れ味の良い細身の包丁を用意して、本当に素早くさっと切ります。最初はナイフを挟まれてばかりでも、慣れてくるとささっとできるようになります。

大アサリ

きれいに切れたら、両方に身のついた状態の大アサリが2切できます。

2. 身はがし

大アサリの半割が終わったら、次は「身はがし」です。

身はがしは、スプーンやフォーク、ナイフなどで大アサリの貝柱部分をクリンと剥がすだけ。

これで、貝殻にへばりついている身を丸ごと取り出すことができます。

この作業をすることで、大アサリを焼く時に断然焼きやすくなります。

むしろ、この作業なしだとおいしく焼けません!なので、おいしく調理するために「身はがし」は必須の作業です。

3. 砂出し

最後、身はがしが終わったら、貝から身を取り出して、流水でじゃぶじゃぶと洗いながらヒダとヒダの間に指を入れ、細かい砂を洗い出していきます。

身が殻に入ったままだと取りきれない砂があるので、殻から取り出して「身だけ」を洗うのがポイントです。

大アサリは、アサリの砂出しと違って、自力で出せる砂の量に限りがあります。

必ず人の手で砂を出してあげないと、どうしても砂が残ってしまって、食べた時にジャリっとした食感になってしまうんです。

「流水で洗い流したら、旨みがなくなっちゃうんじゃ?!」と心配される方もいるのですが、おいしさは全く変わらないのでご安心を!むしろしっかり加熱前に洗ったほうが、余分な塩分や臭みが取れて、大アサリ本来のおいしさを楽しめます。

大アサリを販売しているお店で「砂出し処理済み」と説明に書いてあっても、普通のアサリのように塩水に一定時間漬けておいただけの場合もあるので、注意が必要。

それだけだと、どうしても食べた時に砂がジャリつきます。

「下処理済み」の大アサリを選ぶのなら、人の手でひだとひだの間までしっかり丁寧に砂出ししてあるものを選びましょう!

見分け方は、半割してあって、かつ身はがしも終わっているか。

半割も身はがしもしていない大アサリを買った場合は、なるべく自分たちでもう一度「砂だし」のしておくことをお勧めします!

 

下処理の所要時間

はじめて下処理をする人が下処理の3つの工程を全て行うと、一つの大アサリあたり2分ほどの時間がかかります。

慣れてくると、1分…。どうしても、丁寧に下処理をすると時間がかかってしまいます。

当店(皓介)で毎日のように大量の大アサリを捌(さば)いているスタッフは、なんと1つ10秒ほどで全ての工程を終わらせることができます!

慣れてくると、大アサリの身の中で「砂が入りやすいスポット」もわかってきて、無意識でも手が動いて一気に砂出しができるようになるそう。

まさに、プロの凄技ですね!

 

下処理が終わったら、すぐに調理を!

大アサリは、とにかく鮮度が命。

下処理が終わった大アサリ(=死んだ大アサリ)は、すごいスピードで一気に痛んでいきます。

実は、大アサリは数ある海鮮の中でも最も足の速い(痛みやすい)海鮮の一つなのです。

ちょっと冷蔵庫に保管しておくだけでも、味はどんどん悪くなってしまうので、大アサリの下処理は、必ず火をとおす直前に行うようにしてください。

でも、いざBBQ(バーベキュー)で使うような時には

  • 「BBQ場に、流水を使える環境がない」
  • 「バタバタしているので下処理をする時間がない」

…なんて問題もありますよね。

そんな時には、ぜひ皓介の「CAS冷凍・下処理済み大アサリ」をご利用ください♪

今回紹介した「半割」、「身はがし」、「砂出し」の3つの面倒な作業を、全てプロが熟練の腕で行なっているので、届いた大アサリは焼くだけでOK!

面倒な下処理がなくなるだけでも、海鮮BBQはグッと身近に・カンタンになります。

しかも皓介では、細胞を壊さずに凍結できる特殊技術「CAS(キャス)冷凍」で大アサリを活きたまま凍結してあるので、気になる鮮度も抜群です!

皓介は「大アサリの仲卸業者」なので、大アサリの鮮度には抜群の自信があります!!

漁師とも連絡を取り合い、獲れたばかりの大アサリを活きたまま即CAS冷凍で凍結しています。

ふつうの冷凍の大アサリは言うまでもなく味がとても悪くなってしまうし、活きた状態で冷蔵で送っても、配送している間に大アサリの鮮度はどんどん落ちてしまうんです。

長年悩んできた問題を、CAS冷凍が解決してくれ、本当に美味しい新鮮な大アサリを通販でもお届けできるようになりました♪

現在、「CAS冷凍の大アサリ」を販売できるのはわたしたち皓介だけ。

これから「大アサリを通販で頼みたい」、と思っている人はぜひお試しください!

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わたしたち皓介は、大アサリの仲卸業者。現時点で「CAS冷凍の大アサリ」を販売している唯一の仲卸業者です。

なので、品質(身入り・味)、プロの下処理ともに、自信を持ってお届けできる商品をコスパよく販売できます!

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皓介の大アサリは、ふるさと納税でもご好評いただいています!

ふるさと納税の場合、ご注文から「約1週間以内」にお届けしています。

皓介の大アサリなら、冷凍での長期保存が可能なので、いつ届いても安心です♪